「考えること」について考える。それは、誰かの「ヒント」のために。 元日の夜、私は部屋で電話をしていた。 紙にペンを走らせ、時折、コーヒーを飲む。 声に耳を傾けながら、私は一人、静かに興奮していた。 受話口から届く声───その声の主は四国にいた。 それは、あるイベントについての取材。 『人間は思考する』...
日本の未来予想図今、日本に必要なもの。 先日、西天満のとある会場で半学半教実践塾の講義が行われた。 半学半教実践塾とは慶応義塾大学を創設した福沢諭吉の精神である『半学半教』を元に、実践体験へと繋げることを念頭に置いた学びの場だ。 「半学半教」とは、教える側と学ぶ側が別々にあるのではなく、お...
電波の届かない楽園。かみしゃまの住む山で。 その山には神様が住んでいらっしゃって、そこに暮らす者をお守りして下さっている。 そこにいると、時折、神様の声を聴く。 それは言葉ではなく、また音楽でもない。 ただ、それとして、はっきりと『声』であることがわかる。 それはポンッと肩をたたくように。...
Yury Selezen日本から世界へ。 《Yu Ra》 本名Yury Selezenはロシア人パフォーミングアーティスト。 自身がステージに立つだけでなく、演出や構成、振付に作曲と多彩な才能を見せる。 その外見の美しさは、造形的な観点からの「美」を感じさせる。 顔だけでなく、身体の美。...
哲学としての珈琲。唯一無二から伝説へ。 その店の名は『ザ・ミュンヒ』。 〈オーナー:田中完枝さん〉 大阪府八尾市、住宅街の中にその店はあった。 外壁には「珈琲だけの店」と書かれている。 店の前に立つと、その異様な力を感じずにはいられない。 磁場による歪。...
フエキのりの道のり。フエキの心。 それは、『変わり続けていく』という『変わらない精神』 。 《不易糊工業株式会社》 明治19年(1886年)。 その会社は、今からおよそ130年前に創業した。 安心・安全のフエキ糊。 フエキ糊といえば、赤い帽子のフエキ君としてご存知の方も多いのではないだろうか。...
パティシエオカダの生みの親パティシエオカダとムッシュマキノ。 その歴史と絆。 パティシエオカダ創立20周年。 瓢月堂の創業から数えると、その歴史は80年を超える。 言わずと知れた八尾を代表する老舗。 今、はじめて振り返る軌跡。 道のりの長さの分だけ、切り立つ起伏がそこにはあった。...
Thanks to Child~vol.3~自分だけの方法を見つけてあげよう。 thanks to Aromaのオーナー西田伸恵さんのインタビュー記事、第3弾。 今回で最終回です。 3回に渡って西田さんを紹介してきた教養のエチュード。 最後は、西田さんが経営するお店thanks to Aromaのお話。...
Thanks to Chaild~vol.2~成長できたのは『子どものおかげ』。 前回に引き続き、thanks to Aromaのオーナー西田伸恵さんのインタビュー記事。 小さい頃からずっと夢だった幼稚園の先生。 そのきっかけは、大好きだった先生への憧れから。 大学を卒業後、ついに西田さんは一つ目の夢を叶えます。...
Thanks to Child~vol.1~こどものハッピーと、お母さんのイキイキを。 やわらかなネロリの香りに包まれた店内。 ぬくもりのある木のテーブルに、棚にはガラス製の瓶が並ぶ。 カラフルなマットに、壁には小柄なフラッグが。 美しさと、キュートさが共存する空間。 そこはthanks to Aroma。...