NAMIKIBASHI CONNECTION vol.5

May 4, 2018

 

れもんらいふ代表、アートディレクターの千原徹也によるラジオ番組『NAMIKIBASHI CONNECTION』。

並木橋で紡がれる様々な出会い。

ナビゲーターの千原徹也が、そこで生まれる「出会い」を通して、クリエイティブの世界を紹介します。

 

 

本日のパートナーは先週に引き続き、歌とアコーディオンの姉妹音楽ユニット、チャラン・ポ・ランタンのボーカル、ももさん。

音楽との出会い方

 

 

千原

先週と今週の間に新元号「令和」がスタートしましたね。

ももさんにとって「平成」はいかがでしたか?

 

もも

チャラン・ポ・ランタンをやっていると「昭和の匂いがするね」ってよく言われるんですね。

それはアコーディオンの音色や楽曲にそういうテイストが入っていたり。

私の歌い方が、民謡や演歌とはまた違うのですが、こぶしが入っていたり。

 

そういうことから「昭和の匂い」って表現されることが多いのだと思うのですが。

 

ただ、私は平成5年に生まれて、昭和を経験したことがなくて。

「そうですね」って言いながら、なんとなく知ったかぶりみたいな感じがあって。

 

千原

僕は昭和生まれですが、後半も後半。

昭和って本当は戦争があったり、高度経済成長期があったり、そういう時代なのでしょうが。

僕はただ〝生まれただけ〟という。

 

今になってなんとなく思うのは、「もう昭和とか、平成とか、そういうことを意識する時代じゃないな」って。

YouTubeやAmazonプライムでは、古い映画やドラマをミックスして見ることができる。

昭和・平成初期の頃はオンタイムで見なければいけなかったものが、今だとその必要はない。

だから、時間軸はあまり関係ないですよね。

 

僕の子どもはキン肉マンのアニメを見ているんですよ。

それを〝昔のもの〟という感覚で見ているのではなくて、とてもナチュラルなんですね。

「いつ作られたのか」ということは関係なく、もはや選択肢の一つになっている。

 

もも

そうかもしれない。

私は完全にYouTube世代で。

ラジオが流れている家に育ったのでラジオっ子ではあるのですが、基本的にはYouTubeで歌謡曲や昔のヒットソングを聴いている。

ただ、繋がりが分からないんですね。

「これは何年代の曲で、その後、この曲が流行った」とかは分からないんですよ。

そういうことを知らずにいろんな音楽を聴いてきた。

 

千原

たしかに、音楽には流れがありますよね。

プレスリーがいて、ビートルズがいて、サザンがいて…とか。

 

もも

そうなんです。

「その時代にビートルズがいて、それに影響を受けた〇〇がいた」

そういうルーツを知らない。

 

「おもしろい」とか「カッコイイ」という基準で聴いてきた。

「どうしてその年でこの曲を知っているの?」と驚かれることもあります。

でも、私は「カッコイイじゃん」という理由しかないんですね。

〝昔の曲だから〟という認識では聴いていない。

 

だから、いろんなものをごっちゃまぜで取り入れていますね。

 

千原

なるほど。

「昭和を取り入れよう」とか、そういう考えで音楽を聴いたり、影響を受けたりしていたわけではないんだね。

 

もも

そうですね。

単純に「この曲、カッコイイ」とか「このグルーヴ好き」とかですね。

令和でやってみたいこと

 

 

もも

宙に浮いている状態でライブをしたいですね。

ぶらぶらと反対向きになったりとかしてw

 

千原

それいいですね。

ドームとか、大きな会場のど真ん中で宙吊りになって。

 

もも

あとは、「超大所帯のオーケストラをバックに歌いたい」とか。

「ステージカーで日本中を周ってライブしたい」というのもいいな。

トラックで全国ツアーw

 

千原

どれもやれそうな気がするね。

じゃあ僕は、そのデザインをしたいなw

 

もも

いいですね!

宙吊りライブでのコラボレーションw

 

千原

プライベートではありますか?

例えば、出産とかは?

 

もも

ああ、いいかもしれない。

自分の作品作り、そして、リリース。

 

千原

いいね、その表現w

出産のことを〝作品をリリースする〟って。

 

もも

「〇月頃、リリース予定です」というニュースを、いつの日か発表出来たらいいですよねw

二人でやってみたいこと

 

 

千原

僕はね、構想があります。

映画をつくろうと思っているんですね。

ずっと映画にインスピレーションを受けて広告をつくってきたので、人生のどこかで「映画を撮らなきゃな」って。

 

そこで、ももちゃんが主演の映画───

 

もも

わ!

やりたいやりたい、そんなのやりたい!

最高じゃん。

 

それやった方がいですねw

 

千原

この間ね、『麻雀放浪記2020』(ももがヒロインの映画)を観て、演技をとても自然にされていらっしゃるというのを感じました。

一人の女性を、しっかりと普段の中に取り込んで演じている。

途中からは〝演技〟という意識もなく映画を観ていた。

 

「これはいいな」って。

 

もも

嬉しい。

実現したいですね。

 

千原

あの作品はももちゃんらしい役だったので、せっかくだから全然違う役柄をやってもらいたいな。

例えば、ゾンビとかね。

 

もも

ちょっと待って…

まさかのゾンビ役って、それ……いいじゃないですか。

 

千原

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いいでしょ?

 

手がポロンと取れたりね。

誰も見たことのないももちゃんを。

 

もも

そりゃ見たことないですよ。

私もゾンビになったことは今のところないのでw

 

私もいろんなことに挑戦したいです。

 

千原

〝挑戦〟という要素はいいね。

「砂漠へ連れて行く」とか、「エベレストを登頂する」とか。

過酷な状況に追い込む。

 

もも

いいですねw

私、そういうの好きですよ。

 

千原

そういう普通ならできなさそうなことをやってもらいたいです。

 

もも

普段からも千原さんとはこういうお話をしていいて、楽しいですよねw

こういうお友達ってなかなかいない。

 

千原

全く違うジャンルの仕事なので「2人でできることはないかな?」とか、お互いにアイディアを出し合える。

こういうことを常に話せる友だちっていうのもいいですよね。

 

もも

千原さんと出会えたから、新しく出会える人ってたくさんいて。

そういうことを含めて、すごく楽しいです。

5年後、10年後の自分

 

 

もも

今、演技のお仕事とかもさせてもらったり、新しい仕事にチャレンジさせてもらっていますが、きっと変わらないのは歌───

唄はずっと歌っていると思います。

本当に楽しいんですよ。

 

千原

この前のNHKホールでの10周年コンサートでも本当に楽しそうだった。

実際にMCでも「楽しい!」って言ってましたもんねw

 

もも

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もう楽しくて、楽しくて。

「私の歌で、この想いを伝えたい」というのは特になくて。

とにかく楽しい───それだけ。

 

唄を歌っている時───ライブをしている時が一番楽しくて。

生きている心地がする。

最高。

 

 

NHKホールの時は10周年でドカーンと内容もめでたく華やかにしたのですが、周りの人たちから「もうやりきった感あるんじゃないの?」と言われて。

でもね、自分の中では「もっともっと大きいステージに立ちたい」という気持ちで、びっくりするくらい〝やりきった感〟というのはなかったw

 

千原

ゴールではなく、ステップの一つとしてうまく昇華できたんだね。

でも、本当にあのコンサートはよかった。

 

もも

これからが楽しみ過ぎるという気持ちと、今が楽し過ぎるという気持ち。

 

生きている中で、こんなにも「楽しい!」と思えるものに出会えてよかったなぁって。

 

千原さんも仕事をする上で楽しさややりがいを見出しているのだと思います。

そういうものに出会えるって、本当にすごいことですよね。

 

千原

本当にそうですね。

来週はシンガーソングライターの吉澤嘉代子さんをパートナーにお迎えします。

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